テレビの電源が入らないときの原因と対処法 赤ランプ・点滅の見分け方

テレビ
  • 自分で確認できる
  • 判断が必要
  • 業者に相談
この記事の内容

結論:まずは「電源まわり」と「リモコン」を疑う

テレビの電源が入らない原因の多くは、コンセント・電源タップ・リモコンの電池切れなど、本体の故障ではない部分にあります。先にここを確認すれば、修理を頼まずに済むことがあります。

まず確認すること(安全にできるもの)

  1. コンセントと電源タップ: 他の家電をつないで通電しているか確認する。タップのスイッチやブレーカーも見る。
  2. 電源プラグの抜けかけ: 本体側・コンセント側ともに奥まで差さっているか。
  3. リモコンの電池: 本体のボタンで電源を入れて、入るならリモコン側の問題。
  4. 電源を入れ直す: プラグを抜いて数分待ち、差し直す。一時的な不具合が直ることがある。

リモコンの故障かどうかを確認する方法(赤外線タイプ)

テレビの電源が入らない原因が、リモコン不良のこともあります。現場でも、リモコンの不良は珍しくありません。

赤外線タイプのリモコンなら、スマートフォンのカメラで確認できます。

  1. スマホのカメラを起動する(背面のカメラがおすすめ)。
  2. リモコンの先端(光る部分)をカメラに向けて、電源ボタンなどを押す。
  3. 画面に、白や薄紫色の光が映れば、リモコンは赤外線を出している。
結果考えられること(目安)
光が映らないリモコンの故障、電池切れ、接点の汚れ
光は映るのに、テレビが反応しないテレビ側の受光部や本体の不具合の可能性

※ スマホの機種によっては、赤外線がカメラに映りにくいことがあります。特に、自撮り用の前面カメラは映りにくい傾向があります。

※ Bluetoothなど、赤外線を使わないタイプのリモコンでは、この方法で確認できません。

光が映らないときに確認すること:電池と端子

リモコン不良の原因として、電池の腐食(液漏れ)もよくあります。電池を取り出して、リモコン側の金属の端子(電池に触れる部分)を見てください。白い粉のようなものや、サビのような変色があれば、腐食しています。

腐食で接触が悪くなっているだけなら、端子の表面を少し削ると、接触が良くなり、直るケースがあります。

  • 削るのは、ごく軽くにとどめてください。削りすぎると、端子が傷んだり、形が変わったりします。
  • 電池の液漏れの液は、皮膚や目に触れると危険です。素手で触らず、手袋をするなど気をつけてください。触れてしまったら、すぐに大量の水で洗い流してください。目に入った場合は、洗い流したうえで、医療機関を受診してください。
  • 腐食が広がっている、内部まで液が入り込んでいる場合は、無理に直さず、リモコンの買い替えを検討してください。
  • 新しい電池に替えるときは、種類の違う電池や、新旧の電池を混ぜないでください。

※ 状態によっては直らないこともあります。作業は自己責任となるため、不安があれば、メーカーや修理業者に相談してください。

本体のランプで状態を見分ける

ランプの意味は機種ごとに異なります。取扱説明書で確認するのが確実です。

ランプの状態考えられること(目安)
まったく点灯しない通電していない、電源部の不具合
赤(待機)のままリモコン不良、または起動処理で止まっている
点滅を繰り返す本体が異常を知らせている可能性(点滅回数に意味がある機種が多い)

自分で直そうとしないほうがよいケース

  • 焦げたようなにおい、煙、異音がある
  • 電源を入れた瞬間にブレーカーが落ちる
  • 本体を落とした、水や湿気がかかった

これらは感電・火災の危険があります。すぐに電源プラグを抜き、メーカーまたは修理業者に相談してください。 内部の分解や基板の修理はおすすめしません。

修理か買い替えかの目安

  • 使用年数が長い(購入から10年前後)場合は、修理費が高くなりやすく、部品の保有期間が終わっていることもあります。
  • 修理費の見積もりが、同等クラスの新品価格に近いなら買い替えも選択肢です。

※ 費用や部品の保有期間は、メーカーと機種によって異なります。見積もり前に、メーカーの公式サイトで確認してください。

よくある質問

電源プラグを抜いて放電すると直りますか?

一時的な不具合なら、電源を入れ直すと改善することがあります。ただし、必ず直る方法ではありません。

リモコンが壊れているか、自分で確かめられますか?

赤外線タイプなら、スマホのカメラにリモコンを向けてボタンを押し、光が映るかで確認できます。詳しくは、上の「リモコンの故障かどうかを確認する方法」をご覧ください。

修理に出す前に準備することは?

型番、購入時期、症状(ランプの状態、いつから、きっかけ)をメモしておくと、相談がスムーズです。